今回は、お財布の紐が固くなる方法を紹介します。
財布の紐を固くする方法
みなさんは「お金を貯めたいなー」なんて考えた時、どうしますか?
投資で増やす?副業で稼ぐ?給料アップの交渉?
違いますよね。
まず一番最初にするのが節約・倹約ですよね。
といっても食費のカットや節電・節水をしようと言う訳ではありません。
カットすべき支出は「消費」ではなく「浪費」です。
ただ、人によって重要視する支出はさまざまです。
お菓子が好きな人にお菓子をやめろというのは、ただただ寂しい節約をしているだけですからね
となると、浪費とは何なのか?何が浪費に当たるのか?
今回は浪費の抑える考え方を紹介します。
買うために稼がなければいけない金額
みなさんは10万円のものを買うのにいくら稼げば良いかわかりますか。
正解は...12.5万円です。
なぜだかわかりますか?
それは、みなさんが税金や社会保険料を払っているからです。
みなさんは税金や社会保険料がひかれた後の手取り収入で生活しています。
平均的な年収の場合
税金、社会保険料で引かれる率は、20%~30%程度
手取り率は稼いだ額の70%~80%程度
手取り率を80%と仮定すると、10万円の買い物をするためには、12.5万円稼がなくてはいけないということです。
12.5万円分をしっかりと働いて稼ぎ、税金や社会保険料に2.5万円払って、残った10万円でやっと購入できる金額だということです。
みなさんは実際の生活では、給料が入った時点で税金や社会保険料が引かれており、その「引かれた後の給料」で支払っているのでこの認識が持ちにくいです。
この知識を含頭におき買い物を精査し、本当にそれだけ払ってまで手に入れる価値があるのかを判断しましょう。
「買える」のか「買う余裕がある」のか
次は「買える」のか「買う余裕がある」なのかの区別をつけましょう。こう言う話ですね。
これを混同してしまっている人は、絶対にお金は貯まりません。
例えば、5万円持っている状態で4万円の商品を見つけた時、お金がたまらないひとはこう考えます。
「私はこれが買える」こう考えてしまいます。
ですが買えるものを好きなだけ買っていても当然お金は貯まりません。
買える限りのものを買ってしまいますからね。
ただ、「そんなこと誰だってわかってるよ〜^ ^」なんて思った方、本当ですか?
みなさんは車のローンや家のローンを組んでいないですか?
ローンというのは、買う余裕どころか、買える資金さえないのに、未来の収入を当てにすることで「買える」と認識して、買ってしまっているんです。
買う余裕がある場合にのみ買いましょう。
1当たりで計算する
物事を1あたりで計算するということです。
例えば1万円の服と3万円の服はどちらが安いでしょうという質問。当然1万円の服の方が安いです。
ではこう考えてみましょう。
10回着れる1万円の服と100回着れる3万円の服はどちらが安いでしょうか?
こうなると後者ですよね。1回あたりの金額は1000円と300円になります。
ネットの節約記事を読んでいると、高い服は買うななって文言をよく見ます。
鵜呑みにせず、しっかりと自分の判断で決めるようにしましょう。
まとめ
本記事のまとめです。
- 買うために稼がなければならない金額を知る
- 「買える」「買う余裕がある」の区別をつける
- 1回位あたりの計算をする
ただ安いから、ただ買えるから、こういう理由で買うものは大きな浪費となりお金はいつまで経っても貯まりません。
大事なのは限りあるお金をどこに投下するのか です。
この記事を活かして人生を豊かにしましょう